メカトロニックなカメ

メカトロニクス技術者になりたいカメです

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

モード分解とモード形式とは

// 前準備 次式のような2自由度の振動系を考える。 \begin{align} m_1\cfrac{d^2x_1}{dt^2}+c_1\cfrac{dx_1}{dt}+k_1x_1(t)+c_{12}\cfrac{d(x_1-x_2)}{dt}+k_{12}(x_1-x_2)=f_1(t)\\m_2\cfrac{d^2x_2}{dt^2}+c_2\cfrac{dx_2}{dt}+k_2x_2(t)+c_{12}\cfrac{d(x…

1自由度振動系のお話 その4

// 1自由度振動系のお話 その1 - メカトロニックなカメ(無次元化について) 1自由度振動系のお話 その2 - メカトロニックなカメ(周波数応答・過渡応答について) 1自由度振動系のお話 その3 - メカトロニックなカメ(状態方程式について) の続き 復…

1自由度振動系のお話 その3

// 1自由度振動系のお話 その1 - メカトロニックなカメ(無次元化について) 1自由度振動系のお話 その2 - メカトロニックなカメ(周波数応答・過渡応答について) の続き 復習 質量を\(m\)[kg]、ばね定数を\(k\)[N/m]、減衰係数を\(c\)[Ns/m]、位置を\(…

1自由度振動系のお話 その2

// 1自由度振動系のお話 その1 - メカトロニックなカメの続き 復習 質量を\(m\)[kg]、ばね定数を\(k\)[N/m]、減衰係数を\(c\)[Ns/m]、位置を\(x(t)\)[m]、外力を\(f(t)\)[N]とすると、一自由度マスばねダンパ系の運動方程式は下記のようになります。 \begi…

1自由度振動系のお話 その1

// 振動工学や制御工学を学ぶ際に必ず出てくる制御対象として、マスばねダンパで構成された1自由度振動系。今回はここを深堀してみます。 質量を\(m\)[kg]、ばね定数を\(k\)[N/m]、減衰係数を\(c\)[Ns/m]、位置を\(x(t)\)[m]、外力を\(f(t)\)[N]とすると、下…

メカトロニクスって何だろう

メカトロニクス(Mechatronics)とは メカトロニクスと聞いて、どんなことを思い浮かべるでしょうか? メカニクス(Mechanics)とエレクトロニクス(Electronics)の合成語 機械工学、電気工学、電子工学、情報工学の技術を融合させた分野 機械を電気で動かすこと …